数日前のあの素晴らしい大寒日和が嘘のように、それ以後は本格的な冬となる。少なかった積雪も倍異常に増えてしまった。雪が多いと剪定もやりにくい。脚立の移動が大変だし上段に登るほど安定性に不安がある。まあじっくり注意して進めるより他はない。
ワイ性リンゴから裏の桜桃に移動する。高所に登る機会が多いので安全第一と除雪機で先ずは排雪して足場を確保して今日一日を終わる。桜桃は樹高が高いので意外と疲れる。もっとも高齢者の部類に入ってしまったので体力低下は当然だが。
昨年の花芽分代期の7,8月は高温の猛暑が続いたので今年の桜桃は双子果が多いという心配がある。異常高温で花芽異常になりこれまでも何回も経験している。日当たりの良い上部と樹の東と南側、そして落ち着いて上質の実がなる枝に多く発生する。自然が相手だけに技術だけでは解決出来ない事が多くある。ベストで栽培しても自然に負ける事は悔しいの一言だ。